東京都町田市の健康増進専門パーソナルトレーニングジムBrainの大石です!
本日は片足立ちと転倒、バランス感覚についてです。
転倒は、特に高齢者にとって大きなリスクとなります。骨折や打撲などの怪我に繋がるだけでなく、自信を失い外出を控えるようになることも考えられます。
転倒予防には、筋力トレーニングや柔軟性向上に加え、バランス感覚を鍛えることも重要です。バランス感覚を鍛えるトレーニングには様々な方法がありますが、手軽にできるものの一つが「片足立ち」です。
今回は、片足立ちがバランス感覚に与える影響と、効果的なトレーニング方法についてご紹介します。
1. 片足立ちでバランス感覚が向上する理由
バランス感覚は、内耳の三半規管、視覚、 proprioception(固有感覚)の3つの情報によって支えられています。
- 三半規管: 頭部の回転を感知し、体の傾きを把握します。
- 視覚: 目の情報によって、体の傾きや周囲の環境を認識します。
- 固有感覚: 筋肉や関節の感覚によって、体の位置や動きを把握します。
片足立ちでは、足の裏からの情報が減少し、三半規管と視覚の情報がより重要になります。そのため、片足立ちを続けることで、これらの情報を統合する能力が向上し、バランス感覚が改善されます。
2. 片足立ちトレーニングのメリット
- 転倒予防: バランス感覚が向上することで、転倒のリスクを軽減できます。
- 運動能力の向上: バランス感覚は、様々な運動において重要な要素です。片足立ちトレーニングは、スポーツや日常生活での動きをスムーズにする効果も期待できます。
- 体幹強化: 片足立ちを維持するためには、体幹の筋肉を意識的に使う必要があります。体幹が鍛えられることで、姿勢が改善され、腰痛や肩こりの予防にも効果があります。
- 脳の活性化: バランス感覚を維持するためには、脳が体の状態を常に把握し、適切な指令を出す必要があります。そのため、片足立ちトレーニングは脳の活性化にも効果があります。
3. 効果的な片足立ちトレーニング方法
行う際は周囲の環境に注意して慣れないうちは壁に手をついて行うようにしてください。
実行に不安がある場合はお近くの運動指導者にご相談ください。
1. 開眼片足立ち
- 目を開けたまま、片足を床から浮かせて30秒間キープします。
- 左右の足を交互に行い、3セットずつ繰り返します。
- 時間を徐々に伸ばしたり、目を閉じて行うように難易度を上げていきます。
2. タンデム立ち
- 前方の足のかかとを、後方の足のつま先につけるようにして立ちます。
- 目を開けたまま、30秒間キープします。
- 左右の足を交互に行い、3セットずつ繰り返します。
- 目を閉じて行うように難易度を上げていきます。
3. 片足立ちボールキャッチ
- 片足立ちでバランスを取りながら、ボールを投げたり受け取ったりします。
- ボールを軽くトスするところから始め、徐々に難易度を上げていきます。
4. 片足立ちヨガポーズ
- トゥリーポーズやワラスナなどのヨガポーズは、片足立ちでバランスを取るポーズです。
- 無理のない範囲で行い、徐々に難易度を上げていきます。
5. バランストレーニング用ボード
- バランストレーニング用ボードは、不安定な表面でバランスを取るトレーニング器具です。
- 自分のレベルに合ったボードを選び、安全にトレーニングを行います。
4. トレーニングを行う際の注意点
- 無理のない範囲で行いましょう。
- 転倒する恐れがある場合は、壁や手すりなどに支えてもらいましょう。
- 体調が悪いときは控えましょう。
5. まとめ
片足立ちトレーニングは、手軽にできるバランス感覚トレーニングです。転倒予防や運動能力向上など、様々なメリットが期待できます。
今回ご紹介したトレーニング方法を参考に、ぜひバランス感覚を鍛えてみてください。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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