皆さん、こんにちは!パーソナルトレーニングジムBrainです。
今回は、筋トレBIG3の一つであり、上半身の代表的なトレーニングとして知られる「ベンチプレス」が、健康増進にどのように役立つのか、さらに「全身運動」という視点を加えて深く解説していきます。
「ベンチプレスは胸のトレーニングでしょ?」と思っている方も多いかもしれませんが、実はベンチプレスは上半身だけでなく、体幹や下半身も連動して行う、非常に効果的な全身運動なのです。
ベンチプレスで使われる筋肉 – 全身の連動 –
ベンチプレスは、確かに大胸筋、三角筋、上腕三頭筋といった上半身の筋肉をメインに鍛えます。しかし、バーベルを持ち上げ、安定させ、コントロールするためには、以下の筋肉群も重要な役割を果たしています。
- 体幹(腹筋、背筋): バーベルの重さに耐え、身体を安定させるために、腹筋や背筋といった体幹の筋肉が働きます。これにより、体幹の強化にも繋がり、姿勢の維持や腰痛予防にも効果的です。
- 下半身(大腿四頭筋、ハムストリングス、臀筋): ベンチに足をしっかりとつけ、地面を蹴ることで、身体全体を安定させ、力を発揮する基盤を作ります。特に、足の裏全体で地面を踏みしめることで、全身の連動性が高まり、より大きな力を発揮することができます。
- 前腕、握力: バーベルをしっかりと握るためには、前腕の筋肉や握力も必要です。これらの筋肉を鍛えることで、日常生活での握力向上にも繋がります。
このように、ベンチプレスは単に上半身の筋肉を使うだけでなく、全身の筋肉が連動して動作を行う、複合的な全身運動と言えるのです。
ベンチプレスが健康増進に良い理由 – 全身運動としてのメリット –
全身運動であるベンチプレスは、健康増進において以下のようなメリットをもたらします。
- 全身の筋力バランスの向上: 一つのエクササイズで全身の筋肉をバランス良く鍛えることができるため、身体全体の機能性向上に繋がります。
- 高いカロリー消費: 多くの筋肉を同時に使うため、消費カロリーが高く、ダイエットや体脂肪燃焼に効果的です。
- 神経系の発達: 全身の筋肉を連動させて行うことで、神経系の発達を促し、運動能力の向上に繋がります。
- 体幹の安定性向上: 体幹を強化することで、姿勢が改善され、腰痛予防やスポーツパフォーマンスの向上に繋がります。
- 日常生活動作の改善: 全身の筋力と連動性が向上することで、日常生活での動作がよりスムーズに行えるようになります。
パラパワーリフティング=ベンチプレス
パラパワーリフティングは、下肢または体幹に障がいのある選手を対象とした、ベンチプレスのみで行われるウエイトリフティング競技です。オリンピック・パラリンピック競技大会の正式種目の一つです。
選手はベンチ台に仰向けになり、バーベルを胸まで下ろし、腕を伸ばして持ち上げる回数を競います。試技は3回行われ、成功した最大重量で順位が決定します。体重別に階級が分かれており、公平性が保たれています。
パラパワーリフティングは、単に重いものを持ち上げる力だけでなく、全身のバランスや体幹の安定性、そして精神力も重要な要素となります。障がいのある選手たちが、自身の限界に挑戦し、力強くバーベルを持ち上げる姿は、見る人に勇気と感動を与えます。
国際パラリンピック委員会(IPC)が管轄しており、国際大会も盛んに開催されています。日本では、日本パラ・パワーリフティング連盟が競技の普及と強化に取り組んでいます。
パラパワーリフティングは、障がい者スポーツの中でも特にダイナミックで迫力のある競技の一つと言えるでしょう。
高齢者世代へのベンチプレスのススメ
膝や股関節の悪い高齢者の方でも仰向けに寝る事ができればベンチプレスを行う事ができます。
猫背の人も仰向けになりシャフトを胸に下せば胸を張る事になります。
股関節の柔軟性がない人は脚は地面に付きにくいのですがベンチプレスを習得する過程でストレッチされて良い姿勢に近づくことが期待できます。
上半身や背筋が強化されれば男性ホルモンが増強され元気になります。
特にお仕事を引退されて運動習慣がない男性にオススメです!
筋力がなくなると無気力、体力が低下すれば旅行にすら行けなくなります。
下半身が大切なのは間違いないですが膝や股関節はトラブルが多く良いトレーニングをする事は簡単ではありません
まずは上半身、それも寝た状態でできるベンチプレスから、というのは良い選択肢と言えます。
人生100年時代、筋力は非常に重要です!
ベンチプレスを行う際の注意点 – 全身の意識 –
ベンチプレスを全身運動として効果的に行うためには、以下の点を意識しましょう。
- 足の位置と踏ん張り: ベンチに足をしっかりとつけ、足の裏全体で地面を踏みしめるように意識しましょう。
- 体幹の安定: お腹に力を入れ、体幹をしっかりと安定させることで、より安全に、より大きな力を発揮することができます。
- バーベルの軌道: バーベルを上下させるだけでなく、肩甲骨を寄せ、胸を張ることで、より効果的に大胸筋を刺激し、全身の連動性を高めることができます。
パーソナルトレーニングジムBrainで全身を使ったベンチプレスを!
パーソナルトレーニングジムBrainでは、お客様一人ひとりの身体の使い方や目標に合わせて、全身を効果的に使うベンチプレスの指導を行っています。単に重いものを持ち上げるだけでなく、全身の連動性を意識したフォームを身につけることで、より安全に、より効果的にトレーニングを行うことができます。
健康増進のためにベンチプレスを始めたい方、全身を使った効果的なベンチプレスを学びたい方は、ぜひ一度パーソナルトレーニングジムBrainにお越しください。
定期的にベンチプレス練習会を開催しています。
初心者も歓迎ですのでお気軽にお越しください!
この記事が、ベンチプレスが全身運動として健康増進に役立つ理由を理解する上で、より深くお役に立てれば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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